先日、とても興味深いニュースを観ました。
Bloombergによるとアマゾンの
コンビニエンスストア「Amazon Go」 は
2021年までに3000店舗オープンする事を
計画しているそうです。
Amazon Goは2018年1月22日に
アメリカのシアトルで1号店がオープンしました。
同年の8月、9月にシアトルで2号店、3号店も
オープンしています。
2021年までに3000店舗ということは、
日本にも近い未来、Amazon Go が
オープンすることでしょう。

画像出典:Seattle Times
Amazon Goの何が他のコンビニと違うかと言うと、
Amazon Go にはレジがありません。
Amazon Go での買い物の方法
Amazon go に入店する前に
Amazon.comでアカウントを作成します。
アカウントを作った後、Amazon goのアプリをインストールし、
クレジットカード情報を入力します。
Amazon Go の店舗入り口にQRコードを読み取る機器が
あるので、Amazon goのアプリを起動させてQRコードを表示し、
それを機器にかざします。

画像出典:Seattle Times
認証が済んだら、店内に入ります。
陳列している商品の中から買いたい物を自由に手に取り、
かばんや買い物袋に入れ、そのままお店を出ます。
店舗を出た後、1時間以内に自動的に会計が行われます。
アプリで購入した物をチェックして、
万が一会計が間違っていたり、商品に満足しなかった場合は
「refund払い戻し」ボタンを押して、商品を返品することなく
返金してもらえるそうです。
Amazon Goの店舗内にはカメラやマイク、センサーが至る所に
設置されています。
これによって、人の動きを正確にトラッキングしてどの商品を
誰が持っているかわかるそうです。

画像出典:Seattle Times
夫婦や親子など会計が同じ複数人が入店する場合は
同一のQRコードを入店時に機器にかざして入店します。
これで、お店の中に居る人の行動が全て把握できます。
レジに並ぶ必要が無いので、ストレスなく買い物を
することができます。
Amazon Go の技術力には本当に驚かされます。
(参照元:Orange operation)
日本のコンビニやスーパーはどうなるのか??
レジ無しコンビニはアメリカで始まったばかりのシステムです。
しかし、これから10年、20年先はどうなるだろうか・・・
今では世界中の人々が普通に持っているスマホですが、
スマホの元祖i phoneは2007年6月29日に
初めてアメリカで販売されました。
今では、どの携帯会社もスマホをメインで販売し、
スマホでは無いガラパゴス携帯を持っている人の方が少数派。
ここまでスマホが普及するのに10年も掛かっていません。
ネットでの買い物も今ではAmazonが独占状態。
本当に便利な物はあっという間に広がっていきます。
レジに並ぶストレスが無く、スムーズに買い物ができる、
そんな時代はもう近いかもしれません。
AIが働く時代
Amazon Goでは画期的なシステムによって、
レジが不要になりました。
経営者側は人件費が削減でき、
購入者もストレスなく買い物ができるので
とてもありがたいです。
しかし、レジで働いている人たちはどうなるのだろうか・・・
これは、レジ無しコンビニだけの話では有りません。
少子化で働ける世代が年々減ってきています。
誰にでもできるような仕事は、どんどんAIに
任せる時代になってきます。
そんな時、楽しく生きれる人と、人生がより辛く過酷になる人、
二極化するでしょう。
そんな時代を迎える今、私たちはどうやって生きていくのか、
子供を持つ親としては凄く考えてしまします。
時代は急速に変化していきます。
ちょっと前まで常識だったことが常識では無くなる。
そんな時代に生きているんだと再度感じました。
人間の創造性を発揮して、楽しく生きたいですね。
