川遊びに必要な持ち物や服装は?子供と楽しく川遊びする為に必要なこと

田舎暮らし

こんにちは。タルボンヌです。
今日は我が家の夏に欠かせない
川遊びについて書きたいと思います。

我が家は川遊びが大大大好き。
田舎に引っ越してきた理由も川が好きだから!!

そんな我が家、当然ながら夏の間は
ほぼ毎日、川で遊んでいます。

川には海にも負けない魅力がたくさんあります。
そんな川の魅力や川遊びに行く時の服装、
持ち物、川遊びをする時の注意点など詳しく書きました。

子供と川遊びにお出かけになる前に
参考にして頂けると幸いです。

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川はとっても魅力的な遊び場

川は子供にとって最高の遊び場です。
何故なら子供が大好きな水、砂、石、生き物、全てあります。

水遊びはもちろん、網でエビや小魚を捕ったり、
河原の石を積みあげたり、石を川に投げたり、
砂や石で堰を作って遊ぶこともできます。
葉っぱを投げて流れていく様子を観察するだけでも
子供達はとっても楽しそうです。

また、小さな小川だったら、沢登りするだけでも
まるで冒険をしているような気分になります。

そして川は海と違って、水に浸かった後は不快感がありません。
そこが海とは決定的に違う川の魅力の一つですね。

川遊びをする時の服装

水着やラッシュガードについて

川遊びをする時の服装は上はラッシュガード、
無ければ、TシャツやロングTシャツを着るいいと思います。
夏場は非常に日差しが強いので、シャツを着ていないと
背中や首が日焼けし過ぎて痛くなります。
また、自然の中の遊びですので、場所や時間によって蚊やアブなどの虫も出てきます。
そんな理由から、なるべく皮膚が隠れた動きやすい服装がいいです。

日焼けが気になる方や川で泳がない方は帽子を持って行って下さい。

下はひざ丈ぐらいの水着、無ければ動きやすい短パンがいいでしょう。
さらに短パンの下にラッシュガードのレギンスを履くと、より皮膚を護る事が出来ます。

履き物について

川は岩や石に苔が生えているので、とてもよく滑ります
その為、鮎釣りをする人は裏にフェルトが貼ってある
「鮎タビ」と言う川専用の靴を履いて川に入ります。
それを履かないと、滑って転んだ時に怪我をしたり、
流されてしまう恐れがあるからです。

しかし、子供用の川専用靴を見つけるのはとても大変です。
私の知人は水陸両用靴の靴底に靴型にカットしたフェルトを
ボンドでくっつけて子供用に自作の川専用靴を作っていました。

私の友人は毎週末、子供を川に連れて行っていたので
自作の川専用靴を作りましたが、
多くの方は行っても年に数回しか川遊びに出かけないと思います。

そんなに行かない川遊びでわざわざ川専用の靴を作るのは勿体無いですよね。
そんな方は、滑る事覚悟で、なるべく歩きやすい水陸両用靴、
または濡れてもよいスニーカーをお子様に履かせて下さい。

流れの速い瀬は転ぶ危険があり、小さなお子様でしたら
そのまま流されてしまう事があるかもしれません。
そのような場所にはいくら浅くてもなるべく行かないようにして下さい。

川の石は本当によく滑るので川を渡る時など、
お子様と手を繋いで足元を確認しながらゆっくり渡って下さいね。

川ではビーチサンダルやクロックスの様な型のサンダルは履かない方がいいです。
サンダルの中に小石が入って歩きにくいですし、つま先のガードが無い物は
怪我をする恐れがあるからです。
また、そのようなサンダルは脱げ易いので流されてしまう場合が有ります。

私が長年家族で愛用していておすすめする水陸両用靴は
アメリカのブランド「KEEN キーン」の靴です。
このブランドの靴は少々お値段は張りますが、とっても丈夫で履きやすいです。
靴が濡れても不愉快さは感じません。
川でも海でも、街履きでも利用できる優れ物でデザインもおしゃれです。

私の息子達は2歳の時から川で遊ぶ時も、海で遊ぶ時も愛用しています。
とっても丈夫なので、私の息子の様にかなりハードに使っても、
壊れたりソールが減ることなく次男にお下がりできます。

過去に他のメーカーのメッシュの水陸両用靴を履かせたことも有りますが、
すぐに壊れてしまったので、結局キーンの靴に戻りました。
本当に優れ物の靴だと思います。

子供と川遊びする時は必ずライフジャケットを着せてください。
特に自分から活発に動き回るようになる年齢は
誤って深い場所に行ってしまうかもしれません。
ライフジャケットがあると、溺れる心配がないので安心です。

とは言っても、必ずお子様から目を離さないようにして下さいね。

私の子供達はモンベルの子供用のライフジャケットを愛用しています。
モンベルの子供用のライフジャケットは子供の為に設計されています。
身体の割りに頭が重い子供の為に浮力補助と頭を保護する為にピローが付いています

そして、クロッチベルト(股のベルト)が2本付いていてクッションカバーもあるので、
水に浮かんでいても股にベルトが食い込まないので、痛くありません。

このライフジャケットのサイズは85~125125~155の2サイズあります。

【モンベル】フリーダム Kid's 125-155
大人用モデルの機能や浮力体を装備しながら、子どものための安全機能と使いやすさをプラスしたライフジャケットです。水中でのずり上がりを防ぐクロッチ(股)ベルトを備えています。フロントオープンで着脱しやすいタイプなので、カヤックツーリングはもちろんのこと、水辺で遊ぶ際にも使いやすくなっています。耐久性に優れ、柔らかくへたりに...

モンベルのライフジャケットは息子が2歳の時から
かなりハードユーズで4年間以上使っていますが、
どこも壊れることなく、現役で活躍しています。

安全性、デザイン性、耐久性、どれもとても優れている
ライフジャケットだと思います。

子供と川遊びに出かける時の持ち物

子供と川遊びに出かける時は、
その子供の年齢に応じて、持って行く物が違います。

小さなお子様でしたら、砂遊びセットや小さな網、
水中を観察する為に箱メガネを持って行くと楽しいと思います。

ゴーグルを付けられる年齢(我の息子達は4~5歳からでした)になったら、
ゴーグル、網、バケツがあれば十分楽しめます。

網について

持って行く網の種類によって、遊び方が変わります。
お子様の年齢に応じてどんな網を持って行くか検討してみてください。

大きな網

水中の水草の下や落ち葉の下などをゴゾゴゾして、
どんな生き物が潜んでいるか、探しながら遊びます。
ヌマエビやゲンゴロウ、水カマキリ、ヤゴ、魚の稚魚など、
場所によって様々な生き物を捕まえる事ができて
生き物の観察できて、とても楽しいです。

網を上げるまで何が入っているかわからない!?
そこが、網ゴソゴソ遊びの魅力です。

上の画像の魚網は長さの調整ができて、ガードが付いているので、
川底や海底、用水路など、ゴソゴソしやすくとても丈夫です。

目が細かい小さな網

小さな網で岩の隙間や石の下に隠れている
ヌマエビやハゼ、オタマジャクシなど小さなか生き物を捕まえて遊びます。
この網でしたら、小さなお子様でも十分使えて遊べると思います。

この網は伸縮式なので、虫取り用にも使えて大変便利です。
そしてカラーバリエーション豊富でかわいいです。

エビ専用の網

手長エビがいるような川でしたら、ぜひ手長エビ捕りに挑戦してみてください。
水中で見る手長エビは存在感がとてもあり、とてもかっこいいので、
子供はもちろん大人までも、手長エビ捕りに夢中になってしまいます。

手長エビを捕まえる時は、エビ捕り用に作られた
エビ専用の網が有るととても捕まえやすいです。

ゴーグルについて

川の水は海の水と違って冷たいので、ゴーグルが曇りやすいです。
レンズがプラスチックの物はガラス製よりも曇りやすいので、
レンズがガラス製のゴーグルをおすすめします。

ゴーグルを着用する前には、市販の必ず曇り止め液を塗って下さい。
曇り止めを塗らないとすぐに曇ってしまって、視界が悪くなります。
その度に何度もゴーグルを外して、内側の曇りを拭くのは
たいへんストレスになるので、曇り止め液は忘れずに!!

もし曇り止め液を忘れた場合は、ヨモギアカメガシワの葉でも代用できます。
これらの葉を摘んで、よく揉み、ゴーグルの内側に葉のエキスを塗りこんで下さい。
この方法でも市販の曇り止め液に負けないぐらいの曇り止め効果があります。

よもぎ

アカメガシワ

ヨモギもアカメガシワも、比較的どこでも生えている植物なので、
見つけたら、是非ためしてみてください。

浮き輪について

三歳ぐらいまでのお子様でしたら、足入れ式の浮き輪が大変便利です。
私の息子達は足入れ式の浮き輪に乗って、よく川に浮かんで遊んでいました。
川に漂い自然の音を聴き、とても気持ちが良くなったのか、
そのまま寝てしまう事が頻繁にありました。

足入れ式の浮き輪が入らなくなったら、ライフジャケットだけでも大丈夫ですが、
慣れないうちは、ライフジャケットだけでは怖いようなので、
浮き輪を用意しておくといいと思います。

虫よけスプレーや、虫さされの薬

川には場所や時間、時期によって、蚊やアブ、ブヨなど刺す虫がたくさんいます。
特に夕方になると虫の活性が上がるのか、虫がとても増えます。

事前に虫よけ対策をすると良いでしょう。

着替えやタオル

川の水はとても冷たいです。
少し入っただけでも寒くかんじるぐらい身体が冷えます。
タオルだけでも用意しておくといいと思います。

ポップアップテントやタープなど

川で泳ぐ人はそれほどタープやポップアップテントは必要有りませんが、
川に入らない人がいる場合は持って行くことをおすすめします。

川には日陰が有るとは限りません。
場所によっては日陰を見つける方が難しい場所もあります。
いくら山間部の川でも真夏の炎天下はとても暑いので、
ポップアップテントやタープを持って行くことをおすすめします。

小さなお子様がご一緒なら、ポップアップテントはお昼寝する場所や
授乳する場所にも使えて大変便利です。

川遊びの持ち物のまとめ

・水着、帽子
・水陸両用靴
・ゴーグルや箱メガネと曇り止め液
・ライフジャケット
・バケツ
・各種網
・虫よけスプレー、虫さされ薬
・浮き輪
・タオルや着替え
・ポップアップテントやタープ
・飲み物やお弁当、おやつなど必要に応じて
・日焼け止め

その他、水鉄砲や釣り道具、銛など、
子供が川で何をしたいか事前に相談して、
必要な道具を用意して下さいね。

川遊びの注意点

◎川の変化に注意する

川遊びで一番注意する点は天候です。
山の天気は本当に変わりやすいです。
晴れていても、山に雲が集まってきて土砂降りの雨になる事が良くあります。

例え川の中流や河口が晴れていても、上流では大雨が降っている事があります。
上流で大雨が降ると、中流や河口の水量が増えて濁ってきます。
その変化を見逃さないようにして下さい。

少しでも水量が増えてきた濁ってきたと感じたら、
できるだけ早く帰りの支度をして下さい。
特に川の中州で遊んでいる場合、取り残されて大変危険です。

近年、集中豪雨が各地で発生して、川の水が急激に増える事が多くなりました。
水量が増えると川の流れがどんどん速くなり、浅瀬でも立っていられなくなります。

天気が良くても、川の変化にはよく気を付けてくださいね。

◎ダムの放流に注意する

日本の大きな河川にはダムがあります。
ダムに溜まり過ぎた水を減らす為や、
その他の原因でダムに溜まった水を放流する事があります。
ダムの水を放流する前には必ずサイレンが鳴ったり、
警報車による巡回、電光掲示板等で放流警告を行っています。

そのような放流警告を見たら、直ちに川遊びをやめて川から離れて下さい。

◎子供から目を離さない

川は絶えず流れているので、少し目を離しただけでも、
遠くまで流されてしまう事があります。
また、水深も浅いところから、深いところまで様々あり、
とても滑りやすい岩や石が多いです。

岩の上で滑って、水深が深い川に落ちてしまうこともあるかもしれません。
そうならない為にも、子供から目を離さず、
危険な場所に行きそうになった時はすぐに止め、
足元が悪い場所は先に危険個所を教えたり、
小さなお子様でしたら転ばないように手を取って一緒に歩いて下さい。

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川遊びをもっと楽しむ

泳いだり、エビを取ったり、小魚を捕まえたりするだけでも
川遊びは十分楽しめますが、その他にも楽しみ方はたくさんあります。

例えば、魚釣りをする、アウトドア料理を楽しむ、スイカ割りをする などなど・・・

飯ごう炊飯でご飯を炊くだけでも、薪集めから、かまど作り、火起こしなど
日常味わえないサバイバルな感じが脳を刺激するのではないでしょうか。

川によって漁業権が有る場合があります。
釣りをする場合は漁協や釣り具屋さんで漁券を購入してから行って下さい。

まとめ

夏の川遊びは子供にとっても、大人にとっても楽しい夏の一大イベントです。
川のせせらぎ、鳥のさえずり、虫の鳴き声、カエルの大合唱、
自然を身体全体で感じて、自然の中に溶け込む。
親子で忘れられない夏になると思います。

是非、お子様と川で夏のひと時をお楽しみください。