最近、若者の間で、Facebook離れが加速しているようです。
友達の投稿のリア充にうんざりの若者が多いようです。
確かにそうですよね。私も昔はFacebookをしていましたが、
楽しそうな友達の投稿を観ていると、楽しい反面、
自分が何も成果を出していないダメ人間の様な気がして
凹む時がよくありました。
そして、何より投稿を観ている時間が自分にとって
何にも役に立たない事が多く、
無駄に時間を使った事に対して後悔した事もよくありました。
その点、Instagramの方が写真だけの投稿で、
お洒落な写真が多く、イメージの参考になったりします。
なので、私は数年前にFacebookを辞めました。
インターネットが普及して、プライベートを
確保するのが大変になって来たと思います。
特に田舎は元々のコミュニティが小さいので
Facebookで繋がっていると、かなり意識しないと
本当にプライベートが筒抜け状態になってしまいます。
よくある話ですが、
仲の良い友達数名でパーティーをしていた時、
そこに参加した人がその写真を撮り、投稿する。
誘われなかった人がそれを観て、
自分が誘われなかった事に対して凹む。
誘わなかった方もその事を知って、
誘わなかった事に対して後ろめたさが残る。
家の中でパーティーをする場合など、
家のキャパがあるので、誘いたくても
誘えない人も出てきてしょうがないのです。
しかし、情報が筒抜けになっていると、
知らせなくていい事を知らせてしまって
双方がとても嫌な気分になります。
また、パーティーの事を写真や文章で投稿されると、
友達同士どこかで繋がっているけど、
実際は知らない他人にまでその情報が流れてしまいます。
都会だと、人がたくさんいるので、
それほど気にならないかもしれませんが、
田舎はそうはいきません。
スーパーですれ違う、私の知らない人が、
そのパーティーの詳細な事まで知っているかもしれません。
とても気味が悪いです。
なので私の友達は殆どFacebookをしていません。
Facebookをしている友達がいても「Facebookに載せない」
という暗黙のルールを作って遊んでいます。
そうしないと本当に楽しめないからです。
再々言いますが、田舎は本当に小さなコミュニティなので、
どの家に誰が住んでいるのか、町民はだいたい知っています。
遠出している時にその事を投稿すると
家が留守である事を知らせてしまいます。
友達にその事を知られるのはまだいいのですが、
プライバシー設定で保護していない人は知らない人にまで
情報が筒抜けになってしまいます。
防犯上、とても危険な事だと思います。
また、友達同士でだけでは無く、子供の学校の親同士も
誰かがFacebookの話をしたら、
繋がらないといけない状況になってきます。
繋がらなくてもいい人達と、プライベートが筒抜けの状態は
自分から回避したいです。
それが元で実際にトラブルになったケースもよく聞きます。
しかし、Facebookを通じて遠く離れた場所に
住む友達の近況を知れたり、面白い事をしている友達の投稿は
本当に観ていて楽しいです。
なので、田舎でFacebookを楽しむ為には、
プライベート設定をしっかりするか、
繋がりたくない人とは繋がらない様にするために
名前で検索できない様に匿名にするか、など
自分で意識してプライバシーを保護しなくてはなりません。
使い方次第でFacebook、楽しいかも知れませんね。
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