花粉症対策は乳児期からするべし。花粉症に強い体づくり。

子育て

近年、アレルギーを持つ子供や
花粉症の子供が急速に増えてきています。
花粉症の原因は一つではなくさまざまな
要因が重なり起こっています。
実は、この花粉症、乳児期の頃から
のケアがとても大切なんです。

下の表は花粉症の薬を研究する理化学研究所、
免疫アレルギー科学総合研究所センター長が
発表した「子供を花粉症にしない為の9か条」です。

  1. 生後早期にBCGを接種させる
  2. 幼児期からヨーグルトなどの乳酸菌飲食物を摂取させる
  3. 小児期になるべく抗生物質を使わない
  4. 早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
  5. 適度に不衛生な環境を維持する
  6. 猫、犬を家の中で飼育する
  7. 狭い家で、子だくさんの状態で育てる
  8. 農家で育てる
  9. 手や顔を洗う回数を少なくする

生後早期にBCGを接種させる

BCGの予防接種は結核、喘息、花粉症、
アレルギーにも効果があるそうです。

 

幼児期からヨーグルトなどの乳酸菌飲食物を摂取させる

前回、「アレルギーの原因!脳にも危険な油の真実」
の記事でも書きましたが、花粉症やアレルギーの
原因の一つが食生活です。
現代の日本人は食生活の欧米化により、
高たんぱく質、高脂肪食や食品添加物が入った加工品
多く食べるようになりました。
このような食品を食べ続けると腸内の悪玉菌が増えて、
腸内フローラが壊れます。

悪玉菌は動物性脂肪や動物性たんぱく質が大好きです。
その為、免疫が低下し、病気になりやすくなったり、
アレルギーや花粉症にもなりやすくなります。

善玉菌は乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖など
が大好きです。納豆菌はビフィズス菌や乳酸菌の
増殖をサポートします。

善玉菌が好きな食べ物、ヨーグルトや納豆などの
発酵食品や植物性繊維が豊富な野菜、海藻などを
日頃から食べるように心掛け、
腸内フローラを整えることがとても重要です。

 

小児期になるべく抗生物質を使わない

抗生物質は菌を体内の菌を殺す薬です。
体内に入った悪い菌を殺すだけでは無く、
体に良い菌も殺してしまいます。

お子様の体調によって、どうしても抗生物質が
必要な時もあるかもしれません。
かかりつけの医師によく相談して
摂取してください。

 

早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす

託児所でなくても、人がたくさんいる場所に行き、
細菌感染を繰り返すことで、体に免疫ができて
強くなります。

適度に不衛生な環境を維持する
猫、犬を家の中で飼育する

清潔過ぎると、菌に対して免疫ができなくなり、
体が弱くなります

赤ちゃんの時からあらゆる菌に触れていた方が、
病気になりにくい子供に育ちます。

 

 

狭い家で、子だくさんの状態で育てる。

これは④の託児所などに預けると、同様、
子供がたくさんいると細菌に感染する機会が増えます。
そして、子供が多いと親も忙しくなるので、
家の中が清潔に保つ事が難しくなります。
実際に、第1子よりも末っ子の方が花粉症に
なる確率が下がるそうです。

 

農家で育てる

1990年に、オーストリアの国際小児喘息、
アレルギーの調査機関が行った調査で、
農家の子は農家以外の子と比べて、
花粉症の割合が3分の1、喘息の割合が4分の1と
極めて少なかったそうです。

家畜の糞の中にはエンドトキシンという成分が
含まれています。
その成分は糞から空気中に放出します。
一度に多量に曝露すると発熱やショック症状を
招くこともあるそうですが、
幼児期の適量の曝露は人間が生きていく上で必要な
免疫形成に大きく関わる物質の一つだそうです。
そして、一歳までの乳児がエンドトキシンを吸引すると
一歳以降に比べ、花粉症が1/4に激減するそうです。

(2008年11月NHKスペシャル
「病の起源、第6集アレルギー 2億年目の免疫異変」より参照)

 

手や顔を洗う回数を少なくする

人間の体は1兆個以上のさまざまな菌に覆われています。
その菌たちと共存しながら、我々は生きています。
皮膚常在菌は外部からの刺激を守ってくれたり、
潤いを保ってくれたり、体にとって悪いウィルスの
侵入を防ぐ役割をしています。

もし、石鹸で1日に何度も手を洗ってしまうと、
皮膚常在菌も洗い流されてしまいます。
見るからに手が汚れている場合や、
インフルエンザやノロウィルスが流行している時期などは
手洗い、うがいはしますが、
それ以外の時は手洗いはほどほどでいいと思います。

花粉症になりにくい子供を育てるためには、
菌のことを理解して、乳児期から腸の中も外も
うまく菌と付き合うことです。
つまり、日本食をベースとした食生活をして、
清潔過ぎない環境作りが花粉症に効果的です。

花粉症のメカニズム

花粉の免疫には2種類あります。
細菌に対する細菌型免疫と 吸血ダニに対抗するlgE型免疫です。
免疫細胞がlgE型免疫細胞ばかり増えると、
花粉という異物が侵入すると、
体はこれと反応する物質、lgE抗体を作ります。
再び花粉が体に入ると、目や鼻の粘膜にある
肥満細胞の表面にあるlgE抗体と結合し、
肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、
花粉を体外に出そうとします。
その結果、鼻水やくしゃみという症状が出てくるのです。

乳幼児期(1歳まで)に外部の遺物から
体を守る免疫システムが作られます。
その時期に細菌や細菌物質(エンドトキシンなど)に
接する機会が極端に少ないと、ダニやカビに対抗する
lgE型免疫細胞ばかりが多くできて、
花粉症やアトピーになり易くなります。

菌=汚い、怖いと思ってしまいますが、
人間は菌と共生しながら生きています。
菌とうまく付き合いながら免疫力のある
体づくりを子供と一緒にしていきたいですね。

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コメント

  1. […] の強い子供が育ちます。 また、以前の記事で書きましたが、 乳児期をボロ屋で過ごしたら花粉症にもなりにくくなります。 →花粉症対策は乳児期からするべし。花粉症に強い体づくり。 […]

  2. […] →花粉症対策は乳児期からすべし。花粉症に強い体づくり。 […]