前回は、田舎で家を探す方法をお話ししました。
そもそも、移住先の家は
借りた方が良いのか?買った方が良いのか?
悩まれる方もいるかもしれません。
あくまで私の見解ですが、基本的には
家は借りた方がいいと思います。
その地域の事や地域に住む人達の事を詳しく知っていたり、
あなたの友達や親戚がその地域に住んでいて、
情報を教えてもらう事が出来るのなら
賃貸ではなく家を購入していいとは思います。
しかし、ほとんどの人はその地域の事を
まだ殆ど知らないと事だと思います。
数年住む事によって、山崩れの危険箇所、
大雨時に浸水する場所、
大地震の時の津波が来る場所、
台風の時に強風が吹きやすい場所などが
経験とともにわかります。
この事は、役場の防災課に相談すると、
危険箇所を教えてくれると思います。
しかし、温暖化で年々台風の勢力を増し、
集中豪雨も増えていますので、
家を購入するのならじっくりと時間をかけて
場所の吟味をしたいものです。
借りた方がいいと思う一番の理由は
家を購入して住んでみたものの、隣人と自分が性格的に
全く合わない場合がよくあるからです。
その為、人とうまくコミュニケーションが取れず、
それが原因でストレスになり、
田舎暮らしをしていても楽しくなくなります。
家は変えられても、隣人はあなたが引っ越さない限り変えられません。
なので、家を購入する前にまずは賃貸で家を借りて、
その地域にはどんな人が住んでいるのかをよく知る必要があります。
都会も田舎も、面倒な人、クセがある人は沢山います。
しかし、都会と違って田舎は家が近ければ近いほど、
隣人とのコミュニケーションは不可欠です。
隣人問題はこれからの人生に影響を及ぼし兼ねません。
なので、田舎に住む場合はまず賃貸で借りてみて、
地域の事をよく知ってから、家や土地を購入した方がいいと思います。
しかし、以下の様な条件であれば、家を購入してもいいかもしれません。
・家が破格の値段で、住んでみて駄目だと思ったら手放してもいい物件。
・周りに隣人がなく、自然災害の危険が少ない物件。
・何度も引っ越すのが体力的に無理な人。
・田舎の別荘地
・あなたが「これだ!」と直感した物件。
ずっと同じ場所に住んでいる移住者は実は少ないのです。
殆どの人は住んでいる間にも物件探しを続けていて、
本当に気に入った物件や土地が出たらそれを購入します。
お金に余裕がある人は、買ったり、売ったりを繰り返して、
本当に気に入る家を見つけるのもいいかもしれませんね。
憧れのマイホーム、じっくり考えたいですね。
コメント