みなさん、リブロックというブロックを知っていますか?
私は息子が1歳ぐらいの時に初めてリブロックを知りました。
息子が1歳の時から6歳になった現在でも
未だに飽きることなく使い続けている知育玩具のリブロック。
実際に息子たちが使い続けてみて感じた
メリットやデメリット、レゴとの違いなどを書きました。
子供のおもちゃ選びに悩まれている方の
参考になればと思います。
リブロックとは
・1971年ドイツで誕生したカラフルなブロック。
・ブロックの部品はアルファベットのH形、A形とプレート、
車輪、シャフト(パイプ)、ジョイント、ゴムベルトのみの
非常にシンプルなブロック。
・ブロックの素材は安全性の高いABS樹脂
・サイズが大・中・小と3種類あり、
サイズが違うブロックでも組み合わせられるように
設計されて作られている。
・想像力と組み合わせ次第で
様々な形を作ることができるブロック。
そして実際に可動させることもできる。
・脳神経科学の世界的権威の久保田博士が
推薦しているブロック。
リブロックを使い始めた理由
リブロックを使い始めたきっかけは
息子が1歳の時、たまたま友人から譲ってもらったからです。
その前までリブロックの事は全く知りませんでした。
リブロックを友人から頂く前は、
学研のニューブロックで遊んでいました。
しかしニューブロックは年齢が大きくなるにつれて、
ブロックの構造上あまり応用が利かないためか、
息子が5歳ぐらいの時から遊ばなくなりました。
一方、リブロックは本当に毎日、兄弟で遊んでいます。
しかし、兄弟で遊ぶにはブロックが少なく、
頻繁にパーツを取り合う喧嘩をするようになりました。
特によく乗り物を作っていたので、
車輪のパーツは常に不足していました。
そこで、ブロックを増やそうと思い、
リブロックの事をネットで調べたら、
かなり高額である事を初めて知りました。
1歳から遊べるはじめてセット(中サイズが3種29個)で3,000円ちょっと。
基本セットXL(中・小サイズ合わせて17種264個)で20,000円弱。
たくさんブロックが入ったベーシックセット
(中・小サイズ合わせて13種524個)で40,000円以上します。
大・中小 すべてのブロック種類(24種670個)が入って、
作品集、収納ケースが付属されているユニーバーサルセットは
100,000円ぐらいします。
お値段もお値段なので購入するかどうか本当に悩みました。
きっとこれからもずっと遊ぶだろうし、
遊びながら考える力、集中力が付く。
何より、息子たちが一番好きなおもちゃ。
買うなら早く買った方が子供の為になる。
子供の脳は5歳までの間に急速に育つというし・・・
買うなら今しかない!と自分に言い聞かせて、
ユニバーサルセットを購入しました。
なぜ、ユニバーサルセットを購入したかというと、
どうしても大きいブロックで遊ばせたかったからです。
大きいブロックは組み立てたら実際に乗って遊ぶことができます。
そして、ユニバーサルセットは兄弟二人で
十分遊べる数のブロックが入っていたからです。
息子たちは大喜び。
ブロックを取り合う喧嘩も以前より少なくなりました。
そして、ますます自宅に居る時は
リブロックで遊ぶようになりました。

リブロックで作った親子のワニ
特に長男はリブロックで遊ぶことが大好きで、
幼稚園でもリブロックで遊んでいるようです。
リブロックはブックローン社が輸入販売しており、
限られたおもちゃ屋さんかインターネットでしか
購入できません。
しかし、幼稚園や保育所など教育機関では
レゴなど他のブロックよりリブロックを
置いているところが多いような気がします。
リブロックでの遊び方
息子は1歳からリブロックで遊んでいますが
年齢に応じてリブロックでの
遊び方が変化していきました。
1・2歳の時の遊び方
・大・中サイズのブロックを舐めたり、並べたり。
3・4歳の時の遊び方
・4歳ぐらいまでは大や中サイズのブロックを
組み合わせて、乗り物や建物を作っていました。
5歳以上の遊び方
・5歳ぐらいから小さいブロックも使うようになり、
すべてサイズを組み合わせて、
より細かい作品を作るようになりました。
子供の年齢が大きくなるにつれて、
手先が器用になり、創造力、空間認知能力、
集中力、思考力が増えたのか
作品の完成度が高くなってきました。

リブロックで作った回転ブランコを回して遊ぶ子供
リブロックは本当に幅広い年齢の子供が男女問わず遊べます。
雨の日の休日は、家族でリブロックをして過ごすことがあります。
実は子供だけではなく、親も作りだすとハマってしまう程、
リブロックは単純そうですが奥が深いのです。
レゴとリブロックの違い
組み立て方の違い
レゴは基本、底の部分があり下から上へ
組み立てて作るブロックです。
リブロックは360度、どこからでも
組み立て始めることができます。
パーツ、オプションの数
レゴはリブロックよりも細部までこだわって作れますが、
その為にはオプションのパーツを購入する必要がります。
リブロックよりもオプションのパーツは無限にあります。
一方、リブロックは数えられるほどの種類のパーツのみ。
その限られたパーツを使って、イメージするものに近づけるよう
考えながら組み立てていきます。
セット内容の違い
レゴにはすでにデザインされたシリーズものの
セットがたくさん販売されています。
それぞれのシリーズに特別なパーツが付属していて、
そのパーツが無いとモデルと
同じように組み立てることができません。
リブロックも乗り物シリーズなど、
それを作るためのブロックがセットになって
販売されています。
しかし、その為に形が違う特殊なパーツが
入っているわけではありません。
ユニバーサルセットやワンダーセットのように
すべての種類のパーツとたくさんのブロックがあれば
どのシリーズでも作れます。
対象年齢の範囲
レゴは年齢によって、買い替えていくブロックだと思います。
3歳ぐらいまではサイズが大きいブロック。4,5歳から小さめのブロック。
そして、大きいブロックは小さいブロックと合体できないので
ほとんど使わなくなると思います。
リブロックの場合は、
1歳から3、4歳ぐらいまでは大・中のブロックを使って遊びます。
4歳ぐらいからは小さいブロックでも遊び始めます。
そして、大・中・小のブロックはすべて合体できるので、
より複雑な構造の物を作ることができます。

リブロックの大・中・小のすべてのパーツ
デザイン性の違い
リブロックはシンプルな形の組み合わせなので、
レゴのようなポップさ、デザイン性はありません。
しかし、シンプルな形と色だからこそ、
遊びながら構造を自然と考えられ、集中力もつくので、
物ごとを考えるベース作りに役立つのではないかと思います。
私はレゴも大好きです。
レゴは映画を作るように細部にまで
自分だけの世界が作れると思います。
そして、レゴはどんどん進化していて、
電気を通して実際に動くものなど、
大人もハマってしまいそうなシリーズが
たくさんあります。
リブロックでしっかり遊んで、
そこでしっかりベースを作ってから、
レゴを始めると一層レゴを楽しめるのではないか
と思っています。
同じブロックでもリブロックとレゴは全く別物。
我が家はほとんどおもちゃは買いませんが、
子供がそのうちレゴを欲しがったら、
買ってもいいかなと思っています。
リブロックもレゴもとてもいいおもちゃだと思います。
リブロックのメリット
リブロックのメリットは前章で既にお話ししましたが、
・1歳児から長期間(小学生?)ずっと遊べる。
・大・中・小のブロックが合体できる。
・実際に可動できる作品が作れる。
(大のブロックで組み立てた車は実際に子供が乗れます。)
・パーツの種類が少なく、子供にわかりやすい。
・手指の運動力、集中力、空間認知力、思考力、創造力がつく。

リブロックで作った釣り竿。
リブロックのデメリット
・値段が他のブロックよりも高い。
凄くいいブロックだと思いますが、
他のブロックよりも高価なためか、
レゴやニューブロックなどより認知度が低い
ような気がします。
まとめ
我が家にリブロックがあったのは、たまたま頂いたのが
きっかけですが、子供があんなに夢中で遊んでいる姿を
見ていると、リブロックが家にあって本当に良かったと思います。
リブロックで遊んだ後の部屋の中は
毎回、ブロックが散乱していて片付けるのが大変です。
しかし、これも子供に片付けを習慣にさせる
良いチャンスだと思います。
そして、実は親もリブロックに助けられているのです。
私の息子は二人とも、とにかくやんちゃ。
外はもちろん、家の中でもじっとしていません。
じっとしているのは好きな物を食べている時か、
テレビを観ている時ぐらい。
かといって、テレビ漬けにさせるわけにはいきません。
しかし、リブロックがあるおかげで、親が見ていなくても
兄弟で楽しそうに遊んでいる時間があります。
家事で忙しい時など本当に助かります。
リブロックがある子育て、是非おススメしたいです。
↓リブロックをお試しで使ってみたい方におススメ
↓中と小サイズが入った基本セットXL。
4歳以上はこれぐらいパーツが必要になって来ると思います。
↓プレートもたくさん入っているワンダーセット
これだけパーツが入っていたら兄弟・姉妹でも遊べます。
↓大・中・小サイズのブロック、作品集、収納ケースが
付いているユニバーサルセット。
リブロックの作品集を見ていると
「このブロックでこんな凄い作品が作れるのか!!」
と思い、やる気につながります。
兄弟でも遊べて大満足です。
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