平日の我が家の朝ごはんは、
玄米ご飯、味噌汁、ぬか漬け、卵料理、
そして、納豆です。
これを毎日食べています。
納豆は家族四人分、子供は半分づつなので、
毎日、3パック食べます。
納豆をパックから出して、
お皿に盛り付けて食べていますが、
納豆を出した後のパックがなかなかのクセモノ。
夏場は放置していると、ゴミ箱が臭くなります。
私の住んでいる町は可燃ゴミとして出せますが、
プラスチック製品を分別して出さないといけない
地域の方は毎度、あれを毎度洗うのは面倒で大変だと思います。
そこで、とっても簡単に洗えて、
残った水も利用できる方法をご紹介します。
ネバネバの正体は?
そもそも納豆のパックに残った
あのネバネバの正体は何でしょうか?
ネバネバの正体は納豆菌です。
納豆菌は菌の中でも非常に強い菌です。
実は、この菌は元気な植物を栽培するのに
とてもいい菌なんです。
有機栽培をしている農家さんの中では
納豆菌が野菜づくりにとてもいい事は有名です。
納豆菌と有機物を合わせて発酵させた肥料を
使って栽培されている農家さんもいます。
また、愛媛県産業技術研究所が開発した
環境浄化微生物資材 えひめAIという
環境に優しい万能液があります。
その中にも納豆菌は入っています。
えひめAIは洗剤としてや、
農業で土壌改良剤として使われています。
えひめAIについて詳しく知りたい方は
愛媛県鬼北町のサイトをご覧下さい。
なぜ納豆菌がいいのか?
納豆菌が生成する物質で、
ナットーキナーゼという酵素があります。
この酵素は他の菌を分解してくれます。
つまり、抗菌効果があるんです!
いちごの灰色カビ病や、きゅうりやかぼちゃの
うどんこ病、じゃがいもなどのそうか病に
効果があるようです。
(参照元 :Wikipedia 納豆菌)
そして、納豆菌は土壌の有機物を
どんどん分解していきます。
なので、土壌改良にもとても効果的。
こんな働き者の納豆菌を洗い流すのは勿体ない!
私は野菜やお花にお水をあげる代わりに、
納豆液をあげています。
簡単に納豆パックを洗う方法
①空になった納豆のパックをボールに入れ
水に入れる。
②そのまま1時間ぐらい放置。
たったそれだけです。
これをすると、あの納豆のネバネバも
水に溶けて無くなっているので、
洗うのがとっても簡単!
納豆菌は水に中に溶け込んでいます。
忙しい朝など、時間が無い時は、
納豆をお皿に移して盛り付けた後、
直ぐに納豆の容器を水に浸ける。
ご飯を食べて、片付けをしている間に
ネバネバは水で溶けています。
さっと水に流す程度で、容器は綺麗になります。
残った納豆菌入りの水は植物へ
植物を育てている方はボールに残った水を
野菜やお花の根元にあげて下さい。
植物に水をあげる場合は
味付けされていない納豆パックの水を使用して下さい。
タレなどを入れてかき混ぜた後の納豆パックには
塩分や化学調味料が含まれているため、植物にあげるのは適しません。
また、植物によっては納豆菌が合わない場合もありますので
様子を見ながら少しずつあげてください。
※水のあげ過ぎには注意して下さいね。
納豆の種類によって、納豆菌の種類も違います。
効果が少ない納豆菌もいれば、
とても効果がある納豆菌もいます。
どの納豆菌がその野菜にとっていいのか、
納豆を食べ比べながら、
探すのも楽しいかもしれませんね。
洗う手間が楽になって、尚且つ、
元気な野菜づくりができる。
ほんと、一石二鳥です。
ぜひ試してみてください。
コメント
[…] 作り方は以前書いた記事に 詳細が載っています。 (納豆パックの裏技!簡単に洗えて植物も喜ぶ!目から鱗の方法) […]