学校の校則って本当に必要?

子育て

こんにちは。タルボンヌです。

先日、友人との会話の中で、
もうすぐ中学に入学する息子さんの話が出ました。
その息子さんは、本人の意思で髪の毛を切らずに
伸ばしています。

しかし、中学に入学したら学校の校則があるから、
髪の毛を切ってくれと小学校や中学校の
先生に言われているそうです。

そんな話を聞いて、生き辛い世の中だな~
とつくづく感じました。

今日はそんな学校校則について考えてみました。

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学校の校則って本当に必要?

私は学校に校則があっても無くても、子供はちゃんと育つと思っています。
むしろ、学校に校則が無い方が、自分の意思で物事を
しっかりと考えられる人に育つと思っています。

大人が髪の毛が何色だろうが、ピアスを開けていようが、
お化粧をしていようが、個人の自由だと思うのと同じように、
それが子供であろうと、個人の自由だと思います。

先日、Yahooニュースで公立中学校なのに、
かなり自由な教育方針をとっている学校の記事を観ました。

その中学校は世田谷区立桜丘中学校です。
桜丘中学校には校則がありません。
以前は校則があったようですが、先生や生徒との話し合いの結果、
徐々に校則が減っていき、最終的には全て無くなったそうです。
校則があった当時はかなり荒れていた学校だったようですが、
校則が無くなり、不思議といろいろな問題が減っていったそうです。

チャイムも無いし、スマホやタブレットの持ち込みも自由。
授業を受けたくなければ受けなくてもいい。
個人が夢中に慣れること、好きな事で才能を磨くことこそ教育だと考えています。

そんな教育方法だと、学力が低下すると考える方もいるかもしれません。
しかし桜丘中学校は授業がつまらないと生徒に指摘されるので、
先生達も教育レベルを上げる工夫をされているようです。

その甲斐あって、桜丘中学校は区内でもトップクラスの成績を
収めています。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190228-00000014-pseven-soci

成功している企業家の人たちは、今の日本の教育の遅れを感じ、
自分達の子供はフリースクールに行かせたり
家庭でホームスクリーニング教育をしていると頻繁に耳にします。

しかし、日本の教育に疑問を持っていても、
私立の学校に行かせるほど経済的余裕が無い家庭が多いのが現実です。

学校の先生方に桜丘中学校やフリースクールでの教育方法を勉強して頂いて、
もっとこのような公立の学校が全国に増えたら本当に素晴らしいのにと思います。

これからの教育を考える

今の子供達の多くは、朝から晩まで学校と塾に通い、
自由に使える大切な時間がほとんど無いまま、
一日が終わってしまって本当にかわいそうだと思います。

そこまでしてみんなが同じことを平均的に
学ぶ必要があるだろうか???
それが本当に社会の為になっているのか疑問です。

好きな事、興味がある事は人によってそれぞれ違います。
好きな事を好きなだけして、その分野で尖っていた方が
楽しい人生を送れるのではないかと思います。

高額納税者として日本一で有名な斉藤一人さんは
商いをしている親の姿を見て、
自分には方程式や英語は必要がないと悟って、
全く勉強しなかったそうです。

中卒で実社会に出た斉藤一人さんですが、
人よりも早く社会に出られた事で社会経験がたくさん積めて
本当にラッキーだったと言ってます。

ここからも学びの場は学校や塾だけでは無いことがよくわかります。
斉藤一人さんの場合は商いが好きで好きで、その道を極めた人ですが、
人によっては、数式が好き、絵を描くのが好き、ギターが好き、
パソコンを触るのが好き、植物を観察するのが好きなど好きな事がさまざま。

これからの教育は学校でも個人の好きな事を
どんどん伸ばしていく様な教育が本当に必要だと思います。

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レールの上に乗った人生は無い。

先日、Youtubeでホリエモンの動画をたまたま観ました。
それはどこかの大学の卒業式でのスピーチです。

その内容はグローバル時代、私たちはどうやって楽しく生きていくか?
というお話しでした。

お話しの中で「インフラが整ってなかったアフリカの山地でも
中国製のスマホを持って、世界最高峰の知に触れることになる。」
「私たちはもっと危機感をもつべきだ。」
という内容の事を話されていました。

この話を聞いて、確かにそうだと思いました。
今まで学びたくても情報が無く学べなかった人たちが、
自らの意思で積極的に学んだら、
受け身で学んでいた人たちはすぐに追い越されてしまいます。

これはどの分野でも言えることです。
積極的に自ら学びたいことを学ぶ、これが大切だと痛感しました。

まとめ

校則と自由教育の話になってしまいましたが、
この二つは切っても切り離せない物だと思います。

校則は子供達を縛るもの。不自由な物。
そんな物で縛ったら、縛っただけ、
先生側も生徒側も大切な時間(命)と
労力を費やさなくてはいけなくなります。

日本では自分が本当に楽しい事と思う事、
好きな事をしてお金を得ている人は本当に少ないと感じます。
それは、小さい時からやりたくない事を
ずっとしてきた社会がそうさせていると感じます。

嫌な事を努力してやるからこそお金が得られると、
教育で刷り込んでいます。
一度しかない人生、好きな事や得意な事で、
人に感謝されながらお金を得られる方が
とても豊かな人生が送られるように感じます。

その為にも、学校は校則を無くして、
子供達の好きな事を伸ばす教育を真剣に考えて欲しいものです。

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