今回は、私の息子たちが大好きな寝かしつけの
絵本に付いて話したいと思います。
私の息子たちは周りに工事現場が
多いからなのか、働く車がとても大好きです。
次男よりも長男が特に大好きで、
よく工事現場にわざわざ働く車を
観に行っていました。
働く車が大好きな息子たちは
「読んで!読んで!」と持ってくる絵本も
はたらく車の絵本ばかり。
なので、図書館でよくはたらく車の絵本を
見つけては借りてきていました。
そんな数ある絵本の中でも息子たちが
特に気に入っている絵本があります。
それはシェリー・ダスキー・リンカーの
「おやすみ、はたらくくるまたち」です。
この絵本を知ったきっかけは、
この作家の「よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ」
を図書館で見かけて、
その絵に魅かれて借りてきたことからでした。
「よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ」の絵も
「おやすみ、はたらくくるまたち」の絵も
アメリカのアートディレクターであり、イラストレーター、
作家でもあるトム・リヒテンヘルドが描いています。
ポップで愉快な彼の絵を観ると、
子供たちは笑顔になります。
そして、彼の絵はとても温か味があります。
そんな彼の絵に魅了されて、
「よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ」を
借りて何度も読んでいるうちに、
絵は勿論のこと、ストーリーも
とても気に入ったので自分で購入しました。
よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ
絵本のストーリーは
夜中に走っている蒸気機関車のお話です。
夜中に煙をもくもくはきながら、
荒野を走っていた蒸気機関車が駅に到着します。
駅で待っていた動物たちが
いろいろな形の貨車に荷物を積み込みます。
荷物は子供たちが大好きな
おもちゃ、砂、アイス、レーシングカー、恐竜など・・・
全ての荷物を積み終えた動物たちは
貨車に載っているベットに横たわり、
疲れた体を休めます。
そして、再び静かな夜の闇の中、
次の駅へ蒸気機関車が出発します。
物語の中盤まではとてもテンポが良く
大変読みやすいです。
終盤にかけてはゆっくり静かな語りになっていきます。
読み終えた後は絵本の中と同じように
部屋を暗くして静かに寝かしつける事が出来ます。
この物語の中で犬がゴンドラ車に
砂を積み込むシーンがあります。
そこにはブルドーザーやクレーン車、
ダンプカー、ショベルカーなどはたらく車が
たくさん描かれています。
このように全てのページに
子供たちが好きであろうものが描かれているので
子供たちはページをめくる度に
そこに描かれている絵に反応してとても楽しそうです。
おやすみ、はたらくくるまたち
この絵本の主役は工事現場で
はたらく車たちです。
絵本のストーリーは
広い工事現場で道を作ったり、
ビルを建てる為に働いていた車たちが
日が沈むころ、一日の最後の仕事を終えて、
それぞれ眠りにつくまでの話です。
物語にでてくる乗り物は
クレーン車、ミキサー車、ダンプカー、
ブルドーザー、ショベルカーです。
それぞれの乗り物がキャラクターになっていて、
とても個性があり、かわいらしいです。
はたらく車が次々に眠り、
最後は静かな工事現場の場面になります。
これを観ると、子供達ももう寝る時間なんだと
感じることが出来ると思います。
この絵本が誕生したきっかけ
作者の息子が大の車好きで、
寝る前に車と聞くと、興奮して眠れなくなったそうです。
その息子の為に車も一日元気に働いた後は
静かに眠りに付く様子を親子で想像しました。
そうしたことで、子供がぐっすり眠れるようになったそうです。
そのことから、この絵本が誕生したそうです。
この絵本もやはり私の息子たちには
大ヒットだったようです。
購入して以来、もう何度読んだことか・・・
とても気に入っています。
まとめ
このどちらの絵本もニューヨークタイムズの
ベストセラーリストで1位を獲得したことがあります。
どちらの絵本もテンポが良くて、非常に読みやすいです。
私が絵本を選ぶ基準は
①子供が興味を示したり、面白いと感じる内容かどうか。
②私自身も気に入るかどうか。
この二つが当てはならないと、購入しません。
絵本を聞くのは子供達でも、
読むのは親(大人)です。
読む人が面白くないと思う絵本は
読んでいても気持ちが入り込めないですし、
絵本を読むことが苦痛になってきます。
なので、子供が楽しめる絵本でありながら、
大人も読み心地が良い絵本を選ぶようにしています。
「おやすみ、はたらくくるたち」も
「よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ」も
大変読みやすくて、絵がとってもかわいい。
何度読んでも飽きないですし、夢があるストーリも面白いです。
親戚の子供や、お友達の子供にプレゼントとしてあげても、
とっても喜ぶと思います。
「おやすみ、はたらくくるまたち」が気に入った方は
続編の「おはよう、はたらくくるまたち」もおすすめです。
物語に出てくる乗り物が5台から10台に増えるので、
働く車好きのお子様にはたまらない絵本だと思います。
どの絵本も本当におススメなので、
乗り物好きのお子様には是非読んであげて下さい。