田舎で夏休みを過ごす!!~子供と遊ぶアウトドア~

田舎暮らし

先日、子供の夏休みがようやく終わりました。
今年の幼稚園の夏休みは44日間ととっても長かったです。

お子様が居る家庭はこの長い夏休みを、
どう過ごすか、毎年非常に悩まれると思います。
都会だと、日中の外遊びは暑すぎて危険だし、
かといって、毎回施設に行くのもお金がかかるうえに飽きてしまう。

親御さんの中には、
「田舎で夏休みを過ごさせたい!!」
と思っている親御さんが年々増えているそうです。

我が家は田舎に住んでいますので、
毎年、夏になると親戚の家族やお友達が
たくさん遊びに来ます。

では、田舎で、「夏休みの間、子供と何をするか?」
田舎暮らしを始めたい方や、田舎で夏休みを
過ごされたい方が気になるところだと思います。

実際、我が家が今年の夏休みの間、
子供と何をして過ごしたか教えたいと思います。
田舎で夏休みを過ごされたいと思う方の
プラン作りの参考になればと思います。

水遊び

夏休みの遊びのメインはやっぱり水遊びです。
水で遊んでいないと暑さに耐えられません。

水遊びと言っても、さまざまな遊びがあります。
私が住む場所は海も川も近いので、
海、川、両方とも頻繁に行きます。

海で遊ぶ

「海」も場所によって、ビーチだったり、
磯だったり、堤防だったりで、
場所によって遊び方が違います。

ビーチ

ビーチでは泳いだり、お砂遊びをしたり、
波がある場合はボディーボードをして遊びます。
6歳の長男は今年の夏初めてボディーボードに挑戦しました。
まあまあ波があるにも関わらず、怖がらないでとても楽しそうでした。

遊び道具を持っていなくても、さまざまな種類の浮き輪や
ボディボードは海の家でもレンタルすることができます。

磯では潮だまりを覗きこんで、
小さなエビや魚を捕まえて遊んでいます。
捕まえたエビを餌にして釣りをしたり、
暑くなったら水の中に入ってスノーケリングをします。

以前投稿した、磯遊びに必要な持ち物や
注意点などについての詳しい記事がありますので、
宜しかったらご参考にどうぞ。
磯遊びの基礎知識~子供と遊ぶアウトドア~

遠浅の湾

場所によって、子供と遊ぶのにうってつけの
遠浅の湾があるかもしれません。
湾内は他の場所が台風などの影響で
荒れて居る時でも、遊べるかもしれません。

湾内にもさまざまな生き物が生息しているので
生き物を捕まえたり、スノーケリングをしたり
魚釣りができるかもしれません。

堤防

田舎の海際には大抵、いくつも漁港があります。
そこは漁船が行き来できるぐらい深い海なので
さまざまな魚が集まります。
そして足場が安定しているので
子供と釣りをするにはうってつけの場所です。

日中はとても暑いので、釣りをする時間は
早朝か夕方から夜がいいと思います。

その他

我が家は、年に数回、カヤックに乗って
無人島に渡り、貝拾いしたり、釣りをしたり、
スノーケリングをして遊んでいます。

私は未経験ですが
近年、SUPというサーフィンとカヤックの中間のような
乗り物が流行っいて、
小さい子供と大人が一緒に乗っているところを
よく見かけます。

子供と海で遊ぶ方法はアイデア次第で
いくつもありそうです。

川で遊ぶ

夏の川遊びはとても気持ちがよいです。
海とは違って、水に浸かってもベタベタしないので
入った後は、体も冷えてとても爽快な気分になります。

木陰があるような場所やタープを持って行けば、
川のせせらぎを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

川の中は海とは違う生き物が生息していて、
ずっと眺めていても飽きません。

私の子供たちは川にいる手長エビを捕まえるのが
とても好きです。
実際、川の中を覗き込んで見える手長エビは、
とても迫力があるので、子供が夢中になるのも頷けます。

子供たちは手長エビを食べるのも大好きなので
捕った手長エビのうち、オスだけ持ち帰って、
素揚げにしたり焼いたりして食べます。

自分で食べるものを捕る事は子供にとって(特に男の子)、
楽しみでもあるようです。
これは人間がもともと持っている狩猟本能だと思います。

川ではバーベキューをしたり、スイカ割りなどもします。
今年は残念ながらキャンプには行けませんでしたが、
毎年、我が家は友達ファミリーと河原でキャンプをします。
夏のキャンプは海より川の方が涼しいですし、
ベタベタしないので大変おススメです。

8月に入ると川では虻(アブ)が増えてきます。
場所やその年にもよりますが、
アブは特に夕方出てくるので、
その時間はなるべく川には居ない方が
いいかもしれません。

用水路

子供にとっては用水路も遊びの場です。
小さなお子様でも入れるような浅い用水路が
あったら、上から覗いてみてください。

水草の中などに、エビや魚、イモリやカエル、
トンボの幼虫、カメなどさまざまな生き物が隠れています。

子供たちはこれを捕まえて観察して楽しんでます。
子供はとにかく捕まえてみたいんですね。

水鉄砲や水風船

自宅に居る時は外で、水鉄砲や水風船で遊びます。
親戚の子供たちとチーム分けして、かなり激しく遊びます。
私も子供の頃、こういった遊びをしていたので、
楽しいのが良くわかります。

水遊びといっても遊ぶ場所が変われば、
これ程、いろいろな遊び方があります。
施設を利用しているわけではないので
お金はほとんどかかりません。

水遊びだけでも田舎で夏休みを過ごす価値が
有ると思います。

野菜の栽培や収穫

私の趣味で我が家には本当にいろいろな種類の
野菜を育てています。

私の子供たちは日頃から野菜の栽培や
収穫を手伝ってくれます。
親戚の子供たちが遊びに来た時も一緒に
野菜の収穫をしました。

何故か赤シソが好きな長男は自分の畑を作って
赤シソを栽培していました。
それを収穫して紫蘇ジュースを作ったり、
ひまわりの種を採ったり、
レインボーコーンを栽培していたので
収穫して一緒に皮むきをしたり、
コンフリーを収穫して堆肥つくりをしたり、
子供たちは飽きることなく、植物に触れています。

そして、我が家はお米も育てているので稲刈りをしました。
私たちが住んでいる地域は台風がよく来る場所なので
早期米を栽培しています。
早期米の収穫時期は8月に入った一番暑い時です。
コンバインという稲刈り機で収穫しますが、
田んぼの四方は手刈りをしないといけないので、
子供たちに手伝ってもらって刈りました。

虫取り

これも、夏の風物詩?の一つだと思います。
子供は虫取りが大好きです。

我が家は堆肥用と釣り餌用にミミズを育てています。
ミミズといっても私の家の近くだけでも
5種類ぐらいのミミズがいます。
中には30センチぐらいで指の太さ程のミミズもいます。
そんなミミズを見つけると子供たちは大興奮。
このミミズはウナギが大好物のミミズなので
お父さんがウナギ釣りをする時に餌で使います。

子供たちはそこら辺にいるバッタやトンボやセミ、
蝶は見つけたら、虫網を持って追いかけていきます。

しかし虫取りが大好きな子供たちにとって一番の楽しみは夜です。

早めに食事やお風呂を済ませてから虫取りに出かけます。
お目当ての虫は子供たちにとって虫のキングではなかろうかと思われる、
カブトムシとクワガタです。

まだ明るいうちにクヌギ林に行って、カブトムシやクワガタが
居そうな樹液が出ている木を探しておきます。
夜になって、再び行ってそこにカブトムシやクワガタが居たら
子供たちは大喜びで、夢中で捕まえます。

クワガタはコクワ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、ミヤマクワガタなど
いろいろな種類が居ますので、
持っているクワガタと違うクワガタを発見する楽しみもあるようです。
そして、やはりサイズが大きいのが捕れるととってもうれしそうです。

そのカブトムシやクワガタは幼稚園にも持って行って、
幼稚園でも飼育してもらっています。
子供たちはカブトムシとクワガタは本当に大好きです。

夏祭り

田舎では地域や漁村ごとに夏祭りがあるので
規模は小さいですがお祭りの開催数はとても多いです。

都会のように混むことはないので、
小さなお子様が居ても安心して連れていくことが出来ます。

私が住む地域の周辺では7月の中旬から毎週末、
どこかで夏祭りが開催されています。

都会のような盛大な花火ではないですが、
夏祭りの開催と同時に花火大会があります。

都会のような人混みは無いので、
視界を遮ることなく、寝そべって観ることができます。

田舎で夏休みを過ごされる方は
その地域周辺の夏祭り情報を事前に調べておくといいと思います。

まとめ

田舎で過ごす夏休みは子供にとってはまさにパラダイスだと思います。
家族でアクティブに過ごされたい方はキャンプをするのも大変おススメです。
きっと忘れられない思い出に残る夏休みになると思います。

こちらのサイトでは全国のキャンプ場を調べたり、予約することができます。
日本初のキャンプ場予約サイト【J-outdoor】

旅行代理店では面白そうな夏休みプランを探すことが出来ます。
じゃらんでは宿探しだけではなく、遊びや体験から探すことが出来ます。
中には、無人島で過ごすプランや、昆虫採集プランなどもあり、
お子様はもちろん、家族で楽しめるプランを探すことが出来るでしょう。

田舎の家に泊まって、農業体験や漁業体験も田舎ならではの面白い体験です。
田舎体験型民泊のサービスを提供しているサイトがありますので、
民泊をしてみたい方は下のサイトから検索してみてください。

自宅の中で子供をずっと看ているのは
とても大変でストレスが溜まります。
子供と外に出て、自然と触れさせることで
自然が子供の遊び相手になってくれます。
また大人も子供と自然の中で遊ぶと
新たな発見があるかもしれません。

しかし、田舎には大変危険な動物もたくさんいますので
屋外で遊ぶ時はよく注意して下さいね。
→田舎の危険な生き物ベスト5!これを知って危険から身を守れ!

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